2020年08月20日

ミュージック

【「ブシロードミュージックパスポート」オープン記念】Roselia・相羽あいなさん「Wahl」インタビュー公開!

BanG Dream!プロジェクトから生まれた第2のリアルバンド「Roselia」。

昨年は声優アワード歌唱賞を受賞するなど、とどまるところを知らない彼女たちの2nd Album「Wahl」が7月15日にリリースされた。

今回はRoselia Vo.湊 友希那役、相羽あいなさんにインタビューを行った。

前作以降、友希那と共に成長した相羽さんを大いに感じられるインタビューになった。

※このインタビューは6月11日に実施したものです。

『メンバーひとりひとりのRoseliaに対する思いが深くなりました』

―Roselia 2nd Album『Wahl』リリースおめでとうございます。

ありがとうございます。

―1st Album『Anfang』から2年2か月ですが、その間どこが大きく変わりましたか?

そうですね。やっぱりメンバーひとりひとりのRoseliaに対する思いが深くなりました。

あとはバンドとしてみんなの音が聴けるようになりましたね。今までは自分達の演奏に必死だったんですけど、特に2019年8月に開催した単独ライブ「Flamme」/「Wasser」くらいからみんなの音を聴いて乗ったり、感動する自分を感じられるようになりました。『Ringing Bloom』の演奏を聴いたときに、みんなの感情がステージ上を回っているのを感じて「これがグルーヴか」と嬉しくなりました!普段は自分のことをほめたり成長を感じたりすることってあまりないんですけど、その時は少しずつ進んでいるんだっていうことを実感しました。

私たちだけじゃなくてキャラクターも成長していて、友希那も最初はみんなのことをフェスに出るための手段、そのようにしか思っていなかったと思うんですよ。でも、月日が経つことによって個々を見る目も変わって、それがどんどんRoseliaの曲にも反映されていきました。だから私もパフォーマンスを考えるときに、みんなを意識してパフォーマンスをすることが増えました。それがライブにも影響しているので、成長した部分かなってすごく思います。

―それでは楽曲1曲1曲について簡単にご紹介お願いいたします。

【1.R】

初めて聴いたときにベースのイントロがものすごく刺さりました。出来上がった音源を聴いたときもすごいと思ったんですけど、それ以上にライブでのバンドリーマーの皆さんからのコールに衝撃を受けた曲です。

メンバーもみんな歌っているし、バンドリーマーの皆さんも楽しめる楽曲になっているので、お家でライブBlu-rayを見るときも盛り上がっていただきたいです。

かっこよさだけじゃなく麗しさというものも含まれているので、その世界観を楽しんでください。

あと「“WE ARE”」の「ARE」の高音ロングで私の「何か」が変わった気がします。

【2.BRAVE JEWEL】

この曲は本当にエールを貰える曲だと思っています。強い中にも切なさがあって、くじけそうになることもたくさんあると思うんですけど、そんな状況をRoseliaらしい歌詞で歌っているのが『BRAVE JEWEL』だと思います。

最初は友希那だけが歌っているんですけど、Dメロからひとりずつ入ってきてラスサビで全員一緒に歌うのが魅力的なところです。

自粛期間中に元気がでるバンドリ!の楽曲っていうアンケートを貰ったんですけど、Roseliaのみんなにも聞いたら満場一致で『BRAVE JEWEL』でした。

それくらい私たちにとって背中を押してもらえている、支えてもらっているんだなって感じる大切な曲です。

あと2番Aメロのドラムとベースが向き合ってリズムを取っている瞬間がすごくいいです。

【3.Determination Symphony】

メロディーがムチャクチャかっこよくて、紗夜が登場するガルパイベントの曲ということもあってギターのリズムや音色がすごく感じられる楽曲だと思います。実際にライブでもテンションが上がって、リズムに感情が入るんですよね。

それくらい『Determination Symphony』が作られたストーリーが大きくて、特に紗夜にとって大きいので、くどはる(工藤晴香の愛称、Gt.担当)自身もギターを弾くときの感情が違うって言っているくらい、特別な曲だと思います。

私もギターのピックをイメージして指を弾くパフォーマンスを入れています。ロックだけどどこか切なさを感じて、一、二を争う感情が出る楽曲なのかなって思います。

【4.FIRE BIRD】

限界突破曲というか、初めて楽曲をいただいたときに「誰が歌うんだろう?」と思いました。「なんだこれ、すっごい曲来た!」って度肝を抜かれたんですけど、客観視してる自分がいて「これRoseliaがするの?」「Roseliaっぽいしすごいかっこいいけど、えっ、私たちにできるの?」って多分みんな思ったと思うんです。それぐらいこの曲はすごくて、これが出来たときにRoseliaはさらに上に行けるんだなってそれぞれが確信した曲だと思います。

高音のロング・ハイトーンボイスがサビ終わりに来るのが本当に挑戦で、できるかどうかも分からないし、できなかったらどうしようっていう不安感もあって、私だけじゃなくて楽器隊のみんなもそれぞれそう思ったんだろうなっていうのはすごく感じました。レコーディングのときも「苦しかったらファルセットで行ってください」と言われまして、「わかりました、やってみますね」から「あっ、いけますね」になりました。何事もそうなんですけど「やっぱり無理です」っていうことは言いたくなくて。だから本当にRoseliaとして進化をした曲です。絶対この壁は乗り越えようと。Roselia自身が新たに一致団結したと思います。

作詞作曲の上松さんも、私たちならこの壁を乗り越えてられると思って作ってくださったと思います。いろんな想いが込められた「頑張れRoselia!」っていう上松さんからの応援ソングです。

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Roselia 2nd Album『Wahl

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