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2020年08月20日

【「ブシロードミュージックパスポート」オープン記念】Argonavis・伊藤昌弘さん「Starry Line」インタビュー公開!

ARGONAVIS from BanG Dream!」から生まれたボーイズバンド「Argonavis」。

TVアニメ「アルゴナビス from BanG Dream!」も放送され、遂に彼らの1stアルバム『Starry Line』が8月12日(水)にリリースされた。

今回はボーカル七星 蓮役、伊藤昌弘さんへのインタビューを行い、彼の楽曲やArgonavisに対する思いを伺った。

 

『それが出来た暁にはすごく面白い唯一無二のものができるかな』

―Argonavis 1st Album『Starry Line』発売おめでとうございます。

 まずは率直な感想をお聞かせください。

アニメ終了後にこういった形で1st Albumを発売できてすごく嬉しいです。リアルライブで歌っていた曲もアニメの中で使われている曲も入っていて、今までの活動やお客さんの応援が詰まっているので、自分的にもすごく思い入れのある1枚になりました。

あとは普通に活動していたら到底お会いできないような方々に曲を作ってもらったので、それを「ARGONAVIS from BanG Dream!」という作品を通して皆さんにお届けできることができてすごく光栄です。

―2018年始動からここに至るまで約2年経ちますが、ここまでの活動で何が特に印象に残っていますか?

「Argonavis 0-2nd LIVE -始動-」で僕は登場させていただいたんですが、最初にアカペラで『Butter-Fly』を歌わせていただいたときの光景は今でも鮮明に覚えています。ナビ(※ナビゲーター。「ARGONAVIS from BanG Dream!」ファンの名称)の皆さんがどんな反応をするのか分からず出て行ったんですけど、初めましての方が全員っていう状況でもメチャメチャあったかく受け入れてくれて、そのときにこの「ARGONAVIS from BanG Dream!」というプロジェクトだったりバンドっていうものをどこまでも突き進めていきたいっていう気持ちが改めて固まりました。

それからだんだんメンバーが揃っていって、「BanG Dream! Argonavis 1st LIVE」で最初から5人でステージへ出られたのがすごく嬉しかったです。

このプロジェクトは声優がリアルライブをやるっていうコンセプトなんですけど、Argonavisには元から声優をされている方もいれば舞台俳優をやってきた方もいて、自分とひゅーすけ(Gt.五稜結人役、日向大輔)みたいに今まで音楽活動をしていた人もいる。でも、そんなばらばらの経歴を持った人たちがひとつのバンドとしてみなさんの前に立てるというのが魅力だと思っています。それは普通のバンドじゃできないことだと思いますし、それだけ視野が広いということなのでお互いの違いを認め合って磨いていきたいと思っています。それが出来た暁にはすごく面白い唯一無二のものができるかなっていう予感を1st LIVEですごく感じていました。

―それではアルバムの曲を一曲ずつご紹介いただけますでしょうか。

【1.Starry Line】(作詞:中村 航・田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN)、作曲:田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN)・栁舘周平、編曲:栁舘周平)

初めて聴いたときの印象は、とても壮大なイメージでした。アルバムのタイトルになっているこの『Starry Line』がここまでの集大成だなって、音楽からも強く感じました。

アニメで七星 蓮くんが航海に手伝ってもらいながら初めて歌詞を書いたんですが、その歌詞が本当に等身大で。「仲間の存在があるから僕がいる」っていうArgonavisと七星 蓮がそのまま詰まった曲だと思っています。

レコーディングのときもメンバーとキャラクターの気持ちを大事にしつつ、ここまでの活動をここに込めようと思って歌ったので、自分としてもひとつの区切りというか、セーブポイントのような曲ですね。『星がはじまる』の後に録らせてもらったんですけど、また田淵さんが手がけた曲を歌わせていただけるにあたって、Argonavisを掛け合わせたときの魅力ってなんだろうっていうのを改めて考えながら歌わせていただきました。

【2.Steady Goes!】(作詞:中村 航、作曲:廣澤優也(HANO)・青木宏憲(HANO)、編曲:廣澤優也(HANO)、青木宏憲(HANO))

『Steady Goes!』は元々ベースの前ちゃん(Ba.的場航海役、前田誠二)がボーカルとして歌っていた曲です。そのときはメンバーが3人で、自分が入ってキーが変わって、歌詞も変わって……という点がすっごくバンドっぽくて、今までの積み重ねや2年近い歴史みたいなものをこの曲に感じます。最初の方から知っている方にとってもそうかなと思いますし、最近僕たちのことを知ってくれた方にもその変化も楽しんでいただけたらと思います。(『Starry Line』Blu-ray付生産限定盤封入特典の)ライナーノーツブックレットにも書いたんですけど、「君となら 星屑の尾も つかめるかな」から「つかめるから」になっていたりだとか、こうやって変わっていったんだなという歩みを感じていただきたいです。

【3.星がはじまる】(作詞:中村 航・田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN)、作曲:田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN)、編曲:渡辺拓也)

この曲も『Starry Line』と一緒で田淵さんに書いていただいたんですが、レコーディングのときに「歌をもう一回やりたいです」ってお願いをした曲です。それだけ歌い方に悩んで、悩んだ分良くなったのですごく思い入れがあります。アニメのオープニングになっているので覚えてくださっている皆さんも多いと思うんですけど、オープニング映像のモーションキャプチャーもやらせていただいて、ライブとの動きのリンクをすごく意識しました。

あと練習のときに音楽プロデューサーに「この曲をとにかく死ぬほど練習して」って言われ続けてる曲なんですよ。それだけ大事な曲だし、音も細かいので楽器隊の難易度もすごく高い曲だけど、それを余裕でできるようにならなきゃいけない。でも、そのときにまたワンステップ上がれると思うので、本当に自分たちを成長させてくれる曲ですね。だから歌詞の「諦める運命じゃないよね」っていうことを伝えるのを大切にしています。皆さんにもこの言葉を伝えてるんだけど、自分たちにも言い聞かせてる気持ちでいつもやってますね。

【4.ゴールライン】(作詞:中村 航、渡辺拓也、作曲:渡辺拓也、編曲:渡辺拓也)

たぶんライブで一番歌っていて、本当に最初に比べて自分たちの曲になったなとすごく実感する曲です。渡辺拓也さんが曲を書いてくださっているんですが、渡辺拓也さんとArgonavis5人の相性って最強だと思ってるんですよ。めっちゃ「誰目線?」って感じだと思うんですけど(笑) 「これがArgonavisだよな」みたいな感じがいまの自分の中にあるんですが、はじめのレコーディングのときはそんなこと思えていなくて、しっかり歌いたいって思うばかりでした。でも、やればやるほど自分たちのものになってきているな、なんてすごく思っています。あと最初は「高い曲だな」と思って、1st Singleらしく必死さみたいなものが入っていたんですけど、やっていくうちに歌も慣れてきたり、メンバーの音が聞こえてきたり、どんどん合っていきました。やっぱり自分たちにとって1st Singleって特別だなとも思いますし、本当にずっと歌い続けていきたいという思い入れがすごくありますね。

あとは森嶋さん(Key.桔梗凛生役、森嶋秀太)の歌う2番のBメロとかもすごく好きだし、アコースティックのときはひゅーすけも歌ってくれるんですけど、5人が歌えるArgonavisの魅力が出た、自分たちを活かしてくれる曲ですし、ライブでも一体感を生んでくれる本当に素晴らしい曲だなと思っています。

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Argonavis 1st Album『Starry Line

ブシロードEC SHOP:https://bushiroad-ecshop.com/item/view/BRMM-10286

配信URL:https://lnk.to/starrylinehp